株はギャンブルと認識することから全てが始まる
日経平均株価は2万円を回復した。「ふぅ〜、助かったー」とか思ってる人、助かってないからね。これから、また大きく下がる可能は非常に高い。てか株価なんかギャンブルで経済が好景気不景気を繰り返すことは歴史を見るからに明らか。売り抜けられた時に初めて「助かった」なのよ。
— フクチカ (@fukurinoti) 2018年12月27日
という訳で、2018年の株市場は後半激動だった。
2万円ギリギリでの着地。
戌年は株式投資参加者にとってはよい年とされているのだけれど。
相場の世界の格言で「戌(いぬ)笑う」というものがある。戦後1回のみしか年始と年末の株価の差がマイナスになっていないことから来ている。年始に買い年末に売れば儲けが出たということだ。2018年戌年の株価は「戌笑う」ではなかったですな。これは今年が異例なんではなくて過去が異例だっただけ。
— フクチカ (@fukurinoti) 2018年12月29日
今保有している株をどうしようか迷っている人は多いだろう。
僕の見立てはこうだ。
2018年今年最後の日経平均株価は2万円をギリギリ維持。来年2019年の初め頃の株価はどうなるかな?株式投資の参加者の雰囲気としては様子見なんだろうな。大きな経済の動きや政局(例えば米中貿易摩擦問題)の動きがあれば値動きは大きくなるが、そうでなければジリ貧な気がするな。
— フクチカ (@fukurinoti) 2018年12月28日
株価ジリ貧予想の理由は、アメリカの経済が頭打ちな気がするから。トランプ大統領の減税砲以上の隠し球はもう無いだろう。減税砲で景気は十分よく成りきってしまった。だったら、後は現状維持か下がっていくかだ。米中貿易摩擦問題の解消とかあれば、その時は一瞬上昇するんだろうけど。平時はジリ貧。
— フクチカ (@fukurinoti) 2018年12月28日
利益があがってるなら、欲張らずに売ったらいいんじゃない?ってのが僕の意見。
でも、これってなかなかできないんですな。
もうちょっと上がるかもしれないと売り時を逃すのは、投資あるあるです。
まぁ、利益があがってる人はいいです。問題はマイナスの人です。
結論としては、こうです。
「諦めなさい。損を確定して、来るべき時を待ちなさい。」
身も蓋もない話ですが、プラス要因が少ないことにしがみついていて奇跡を願うのはやめましょう。
人生は案外時間がない。株価が元に戻るまで待つという作戦は時間がかかる可能性が高いとしたら、諦めて元手を確保して、バーゲンセールを待ちましょうよという話ですよ。
最後に言っておきたいこと。
それは、「株はギャンブル」ということ。
これを認識してない人が以外に多い。
保有している間は、精神を握られている訳です。上がった下がったに一喜一憂して、外部から精神をコントロールされている。まぁ、それでいいと思う人はそれでいいんですがね。株はギャンブルと自覚しているのなら。自分でコントロールできることが少なく、外部の影響(景気やら)が大きいと肝に銘じよ。
— フクチカ (@fukurinoti) 2018年12月27日
株式投資との正しい付き合い方は、「株はギャンブル」と認識するところから始まる。「株に投資することで企業を通して経済活動に貢献できる」とか屁理屈こねて自分は崇高な理念で株式投資してるなんて思ってたらアカン。そんなん企業が作った商品を買ってあげたほうが直接経済に貢献してるわ。
— フクチカ (@fukurinoti) 2018年12月29日
「株式に投資して経済活動に参加し貢献してる」とか言って、株はギャンブルと認めない人は、株で損した時の言い訳として保険をかけてるんやわ。損しても「経済には貢献した」とか自分を納得させて、自分へのダメージを和らげてるんですな。ギャンブルにのめり込んでるアホだと自分で思いたくないんや。
— フクチカ (@fukurinoti) 2018年12月29日
ギャンブルって思ってないと利益確定すべきところでできないし、損切りもできない。
ギャンブルの基本は、負けを最小限にして次に戦う原資を確保し勝てるときに勝つこと。
株式市場の参加者よ、幸運を祈る。